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海外移住に関して不安に思うことのひとつは、費用に関することですよね。いったい何にどれくらいお金がかかるのだろうか・・・。
個人差があるとはいえざっくりと、どんな流れで、どれくらいのお金が必要なのか、準備段階で知ることができたら心強いですよね。
フィンランドへ移住してきた5人家族。かかった費用を「移住に関しての手続き費用」「日本でのいろいろ」「当初の生活費」に分けて、ちょっとしたエピソードとともに記録しています。


なにもかもがわからない・・・
移住に関しての手続き費用
在留許可
3か月を超えてフィンランドに在留する場合は、在留許可-residemce permitーが必要となります。在留許可申請はフィンランド渡航前に行い、本人確認のための面接を受け、後日家に届く在留許可カードを持って入国します。
電子申請書をEnter Finland 経由で提出したあと(家族5人それぞれアカウントを作成します)
本人確認手続きで東京のフィンランド大使館に出頭する必要があります。日程のやりとりはメールです。我が家は出発予定の2か月ほど前に面接をしました。
1歳児含む子供3人を連れて地方から時間厳守で東京の大使館へ。なかなかの一大イベント。車で行きたいけれど駐車場は?子供のお世話、食事のタイミングはどうしよう・・・。
結局、、面接予約は13:30。朝に自宅を出発してANAインターコンチネンタルホテル東京へ車を置き、ホテル内のレストランで食事をして、大使館へはタクシーで向かう作戦に!!
ザ・ステーキハウス / The Steakhouseの個室を開店すぐの11:30に予約しました。小さなお子様連れで車の方、おすすめの方法です^^


夫、妻、小学生の長女の順で面接。フィンランドの絵文字ぬり絵を子供たちにプレゼントしていただきました。サウナのフォトコーナーで遊んだり、塗り絵やお絵描きをしたり・・・
大変だったけれど思い出深い一日となりました。
ちなみにフィンランド独自の文化や習慣、国民性を説明するための絵文字、とってもかわいいです。こちらから見られますのでぜひ。ダウンロードもできますよ。
さて、在留許可にかかった費用は・・・?
我が家のケースでは夫(研究者)380ユーロ・妻470ユーロ・子240ユーロ×3人。
合計で1570ユーロでした。面接の際にクレジットカードで支払いました。



1ユーロ145円とすると、
約23万円です。5人家族となると、なかなかの金額ですね。妻が一番高額です・・・。
アポスティーユ付き戸籍謄本の翻訳
必要書類のひとつ。夫の家族として帯同するため、私と夫が婚姻関係にあること、子供たちが二人の子供であることの証明が必要です。戸籍謄本の翻訳とアポスティーユについては正解がよく分からず困った点でもあります。
他の書類に関しては、関連機関にはじめから英語で記載された文書を発行していただきました。
日本の役所で日本語で発行されている公文書は、アポスティーユの添付でフィンランドにおける有効な公文書(公文書の認証)となります。
さらにフィンランド人は日本語が読めないため、翻訳文にもさらにアポスティーユが必要。
また、居住地域の住民登録所(Maistraatti)に住民登録をする場合にも必要でした。
我が家は
- 戸籍謄本へのアポスティーユ添付
- 文書の翻訳
- 翻訳文書のアポスティーユ申請
- 自宅へ返送
の一連の流れを代行していただきました。



相場はわかりませんが・・・。費用は約2万6000円でした!
日本でかかったいろいろ
引っ越しはすべて飛行機の預け荷物で 【自宅→空港への配送サービス】
日本→フィンランドへの船便はありますが、フィンランド→日本への船便はありません。帰国のことを考えると、大きな家具やたくさんの荷物を持っていくことは現実的ではありません。
そのため、引っ越し荷物は飛行機に預けられる量、としました。
JALのコードシェア便の無料となる預け荷物の条件は(エコノミーの場合)
- 一人2個まで
- 1個あたり23kg以内
- かつ3辺の総和は203cm以内、です。
1歳息子の席も確保しているので、預けられる荷物は10個。
出発当日スーツケースをふたつと、ベビーカーを預けるため、段ボール7個に引っ越し荷物をまとめることに!
(※ベビーカーは無料で預かっていただけたようなので、段ボールもうひとつ作ってもOKだったかも)
段ボールの荷物はヤマトの空港宅急便を利用しました。
出発2日前の(一部地域は3日前まで)「発送締め切り時間」までに予約をして取りに来てもらいましょう。



段ボール7箱で1万6千円でした!(クレジットカードの割引利用)
空港での受け取り口からチェックインカウンターも近く、助かりました。
空き家対策
日本に拠点があるため、必要最小限のものだけ持ってきました。我が家は一軒家の家を誰かに貸すことはしていません。
つまり「空き家」の状態ですね。
親族などに管理をお願いできる場合はそれでOKですが、我が家はダスキンの空家点検サービスを利用しています。
定期的に清掃や花壇の雑草抜き、通気・通水をしてもらっています。メールで写真付きの報告をしてくださるので安心感があります。
「≪帰国前の回にはお風呂掃除を入念にしてほしい≫など、希望があれば遠慮なくメールで伝えてくださいね!」と担当の方に笑顔で言っていただけたのが印象的でした。
高いかな、どうしようかな・・・と思ったけれど、帰国したら長く住む家。頼んでおいてよかったサービスです。
お掃除にきていただくので電気と水道はそのまま(元栓は締める)、ガスは解約手続きしました。



ダスキンは月に1回、1万4300円です。
防犯対策は唯一、コンセントタイマーを利用して19時~22時くらいまで明かりをつけるようにしています。
↓↓暖房器具の消し忘れ防止にも使えます↓↓
電話番号維持
スマホはデュアルsim対応の機種。楽天に乗り換えて日本の番号を維持しています。海外でも楽天同士だと楽天linkアプリを使えば無料で話せるので、家族で乗り換えるのは良い方法です。フィンランドでも使えるのすごい。
これを機に小学2年生の娘の回線も契約しました。
Duolingoをしたり、今から帰るメッセージをくれたり、こちらでできたお友達とWhatsAppでスタンプを送りあったり。1円の機種で十分活躍しています。



楽天は今のところポイント払いで費用はかかっていませんが、一番安い980円のプランです。
フィンランドに到着!
空港からは大型タクシーで移動
日本→ヘルシンキは早朝着。大荷物の方は大型タクシーの利用をおすすめします。


ダンボール7箱、スーツケース×2、ベビーカー、各自の手荷物、そして7歳4歳1歳の子供たち。なんて大荷物なんでしょう!
段ボールが乗ったカートを3つ親が押し、泣いても叫んでも1歳はベビーカーに固定、ベビーカーを長女に押してもらい、4歳次女を励ましながら(時に抱っこしながら)ジリジリ少しずつ出口へ進みます・・・。
私たちが利用したのはAirport Taxi。
ルートは空港→アパートの管理会社(鍵の受け取り)→ヘルシンキ市のすこし郊外の移住先アパートへ。
事前に時間と荷物の量と人数、上記のルートをメールで伝え、料金も確定している状態で利用できました。ターミナルのベンチで朝ごはんをモグモグしていたら、ネームプレートを持った運転手さんが迎えにきてくれました。



1時間弱の道のり。100ユーロでだいたい1万5000円くらいでした。市内から空港が近いのはとても良いですね!
段ボールは重量梱包用のテープでしっかり補強。カラフルなFRAGILEステッカーや目印をつけ、荷物の個数を確認できるようナンバーをふり、持ち手をつけておくと便利です。



バスなど交通の利用にはHSLのアプリを使っています。ベビーカーを押す私は無料、夫は定期を購入していて1か月約9000円です。
最初の住まいはAirbnb
がらんどうのアパートに無事に荷物を運びこみ、少し休んでから仮住まいに移動です。
洗濯したり、料理をしたり、ゴミを捨てたり。生活するために必要なものがそろっているアパートでしばらく暮らせるのは、これからの生活をイメージするのにも役立ちました。
住民登録を行うDVVに歩いて行ける距離で、中心地に出やすく便利。中古家具を探し、日常必需品をせっせとそろえていきました。この滞在期間に夫はマラソン大会にも出場(!)
たった10日の滞在だったけれど、子供たちも「前のおうち」と呼ぶほど居心地のよかったお部屋でした。最初の画像にちらっと載っています。シーズンや部屋の大きさにもよるので費用は参考程度に・・



10泊で約17万円でした。
中古家具を探した記録についてはこちらも読んでみてください^^
住民登録・警察ID取得
まず、住民登録とkela(社会保障)の申請をしにヘルシンキ市の「Digital and Population Data Services」へ。
住民登録されると、さまざまな公的サービスに紐づけされるマイナンバーが発行されます。
そして後日、フィンランドの銀行や電子サービスを利用するための身分証明となるIDカードを手に入れるため警察署へ。(予約はかなり先までできず夫が朝早くから並びました)
写真は申請の前にショッピングモールで撮影してもらい、受け取ったコードを付けて申請するようになっています。写真現物の受け渡しは不要なところがなんだかさすがです。



住民登録は無料です。
写真撮影に10ユーロ(約1500円)、IDカ-ドの発行に60ユーロ(約9000円)かかりました。
Airbnb滞在中に購入したもの・生活費
このあたりは家族の人数や価値観、日本から何を持ってきているかでかなり変わる点ですね。子供がいて落ち着いて食事ができないこと、外食は税率のせいか本当に高く感じるので今もほとんど自炊です。
最初は勝手がわからずスーパーでの買い物も苦戦したのが良い思い出です。。
Kamppiの無印良品 | ベッドリネン類やスリッパ、レトルト食品や生活用品等 | 約5万円 |
大型スーパーPRISMA | タオルや遮光カーテン、物干し、アイロン台や洗面消耗品等 | 約5万円 |
モール内のインテリアショップ | 鏡や食器等 | 約3万円 |
スーパーでの食料品 | Airbnbで自炊・調味料・お米・お酒や子供のおやつなどの嗜好品 | 約5万円 |
外食費 | ハンバーガー、レストラン | 約1万円 |
気になる合計額は・・・
- 日本での手続き/約26万円
- 荷物とタクシー・HSL1か月定期/約3万円
- Airbnb10泊/約17万円
- ID取得手続き約1万円
- 生活用品購入・生活費/約19万円
- 大型家具(別記事参照)/約19万円
我が家の場合・・準備から到着10日までの費用を合計すると(ダスキン除く)・・約85万円でした!
ここに、航空券や空港までの交通費がかかるイメージでしょうか。
家賃や電気代などは、銀行口座開設&オンラインバンキングが使えるようになるまで支払いに2か月猶予があったので、2か月目以降の家計簿で。
最後に
いかがでしたか?
フィンランドに限らず海外移住は考えることや、こなしていくことが多すぎてドタバタしますね。
けれどこの移住前後の1か月は、ほんとうに思い出深く、家族の服装や景色が鮮明に思い出せるんです。
テーマは移住生活何にいくらくらいかかったっけ?を記録していくブログですが、子連れならではのエピソードも備忘録として残していけたらと思っています。
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